箱根は越えた。ゴールは目の前だ! | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記







 日曜日は朝から、徳島での和太鼓特別講座。


 今回も午前と午後で25人ほどの方が参加頂きました。


 


 バチを握るのが初めての方から、阿波踊りバリバリの連の皆様までお越し頂いています。


 淡路と同じですが、年に三回か四回なので、しかも徳島は一日の講習なので、つい僕も盛りだくさんに頑張ってしまう傾向があります。


 午前は初心者向けでゆっくりペースなのですが、午後は経験者コースということで、ちょっとスピードを上げてしまいました。


 この人数になりますと、僕もよけいな?お喋りをする時間が少なく、 そこが少し寂しいかな‥‥。


 


 それで一日が終わりました。


 その日の内に、淡路島の実家まで戻り(一時間で行ってしまいます)。問題は翌日でした。


 昨日の事ですね。


 


 


 心地よいというか、暑い日差しを浴びて、我が愛車ハイエースと共に走って帰りましたが、沼津あたりから、何がどうおかしいのか判らないけれど、不安な気持ちになりまして(どうも体が重たい。いえいえ僕の体のことではなくて。まあ充分に僕の体も重たいのですが、ここは車の話です)、普段なら、オートマチック車ですからドライブの状態で車がアクセルを踏まなくても前に進むのが、動かない。


 アクセルを踏めば、前に動きましたが、違和感でした。


 それが、徐々に‥‥   。


 燃料は入っています。ガス欠ではありません。


 


 


 おかしいなおかしいなと思いながら、でもまだ愛車は走ってました。


 自宅近くのJOMOステーションの敷地に入ったところで、完全に動かなくなりました。


 


 


 アクセルを踏んでも空吹き、というよりブレーキを踏まないと後ろに下がってしまいます。


 スタンドで見てもらったところ、トランスミッションが壊れて、これは修理が必要となりました。オートマチックが完全に壊れてしまったんです。


 


 その後、トヨタ系修理工場の知り合いに見てもらい、車体載せ替えで一週間か十日かかると今日は言われました。


 その間はレンタカーで過ごしますので、仕事はそのまま続きます。関係各位の皆様並びに太鼓アイランド会員の皆様、ご心配なくお越し下さい。


 


 


 


 


 でも不思議です。


 淡路の実家から横浜の自宅まで、約660キロメートル。


 その間は、アクセル踏んで走ってました。


 どこで止まっても今以上に大変なことになっていた筈です。


 それが行きつけのスタンドまで来たとたん。道路から左折したとたん。スタンドの敷地内、セルフスタンドの給油口まで後5メートルほどの場所で、まったく動かなくなったんです。


 


 マラソンで言えば、30キロを過ぎた時点から前兆はあった。でも外から見ていると判らない。普通に走っていたように見えた。


 ところが本人(車)は、相当に頑張っていたのかもしれない、そして息も絶え絶え、ゴールが目に入ったとたん、倒れてしまった。


 


「とにかくここまでは走らなければ‥‥」


 


 そう、意思が働いたとしか思えない。その想いだけを胸に前に進んできたのではないだろうか‥‥。


 車にも気持ち(心)があるのではないかと、思ってしまったのでした。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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