スタジオ荒らして三千打ち | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記








 この二週間、ひたすら鶏音鼓の頭になっております。


 朝は夜明け前に雄叫びを上げ、夕暮れと共に眠ってしまいます。


 


 


 って、そんな生活をしてみたいものですが。


 


 


 考えているんですね。何をしたいのか、何をしたら面白いのかと(コンサートで)‥‥。


 アイデアは次から次へと出て‥‥、


「こんなことが出来ればいいな~」


「でも無理かな~」


「でもやってみなくては‥‥」 ちょっと試してみて


「やっぱりダメかな‥‥」


   と、消えたりする。


 


 


  しかしまた、


「やるだけやってみよう」


     と、復活して‥‥色々やり、


「やっぱり使えないや、このアイデア‥‥」と結局はボツに‥‥。


 


 


 その繰り返しですね。


 


 


 


 太鼓の練習場もですね、我が家から一番近い、お抱え(僕がそう思っているだけの)スタジオからついに宣告がありました。


 


 


「トミダさん、実はですね、さっきも不動産屋から連絡がありまして、三階のマンションの方から、また苦情があったらしいんですよ(二階はスタジオのオーナーが住んでいる)。ちょっと次回から遠慮していただけませんでしょうか?」


「?? ということは使えないということですか?」


「ええ、ま、できましたらお願いします」


 


 


 このスタジオは朝10時から夜11時まで営業していて、ハードロックのお兄ちゃんたちもガンガンやっているのに、僕がたった一人で叩く、それも宮太鼓ではなく、小さ目の桶太鼓一台の音が、響きすぎるというのです。


 


 僕は遠慮して日中の1時間か2時間しか叩きませんのに、この苦情です(以前は週に一回位しか使ってなかったのが、ここんとこ毎日のように通ったのが悪かったのか)。


 


 


 


 でも、太鼓の音というのは、どんなにか凄い響きを持っているということでしょうね。


 


 ドラムに耳をつんざく電気楽器のベースやギターの音、僕の耳はとても耐えられないハードな音は、三階さんには届かず、自分で叩いていると心地よい気分の皮と胴の響きが、届いている。


 苦情はお褒めのお言葉か?


 


 


 


 


 


 


 


 


 












 


 


 


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