昨日が、人魚まる裸みだれ髪、ラストシーンの太鼓パート初稽古でした。
六年前にこの芝居の為に作った曲『八重の恋』という太鼓曲ですが、この曲は太鼓のリズムはそんなに難しくないのですが、声と勢いが大事なのです。その中でも声が命!
青年座版では役者が八人と太鼓隊(富田+畑真由美)の10人での演奏でした。
今回のスペシャル版では役者四人と太鼓隊(富田+窪田美香+お馴染みの一人)の七人です。
とにかく舞台が狭くて袖中も狭くて、そこでどう叩かれるのか、これも見所です。
八重の恋は、役者さん達の素晴らしい声から発想を得て産まれた曲でした。
でも昨日は、声は軽く太鼓の基礎練習中心で行いました。役者の半分が初めて太鼓の撥をきのう握った役者さんらでしたので。
でも、この最初の一声、
「お~ら、おら、おら、どっこいやっさ、どっこいやっさ!」
が掛かると、一辺に大海原の世界に船を漕ぎ出した気になります。
気分爽快になる呪文でもありますよ。
声が出せるって嬉しいですね(この前まで風邪で出し辛く、やっと治ったもので)。ありがたいです。
それでは、皆様も最後はご一緒に、
お~ら、おら、おら、どっこいやっさ、どっこいやっさ!
3月4日(日)、一日だけのこの芝居公演。打組でもチケット取り扱いをすることになりました。
12時開演の回と、4時開演の回、どちらに何枚ご希望かをご連絡下さい。
それから話が変わりますが、お陰さまで大変ご好評を頂いております、4月21~22日(土・日)大太鼓合宿 ですが、あと若干名のみの受付となりました。まもなく定員です。ご参加をご希望されている方はすぐにお申し込み、お願い申し上げます。