日本全国壱千萬、脳卒中予備軍のあなたに贈る~入院五日目 | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

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太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

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最近の脳卒中というと、北朝鮮の金正日さんをまず思い浮かべる。



ここだけの話、ワタクシ、金正日さんと体型的にすごく近い。
身長が同じで体重は金さんの方が、5~10キロ多いので、もう少しお腹が出ると影武者として声がかかったかもしれないのです。


しかし、だからと言って病気も後を追うほど似ているとは、自分でもビックリです。
つまり、この体型の方は危険信号が点滅しているということでしょう。
日本中のソックリさん、気を付けて下さいね。



もう少し前なら、長嶋茂雄監督の顔を思い浮かべますが、あの方とこの病気はなかなかイメージ的に結びつかなかった。
西田敏行さん、西條秀樹さん、などの顔も浮かびます。





今朝、先生方の回診があった時、話の流れで、
「先生、私は今、土曜日退院予定なんですが、我が家の事情でもう一日遅らせることも可能でしょうか?」と尋ねると、
「ん?それなら‥‥‥トミダさんは‥‥‥今日(木曜日)、退院するか?」
と、意外な答えが返ってきた。
「‥‥‥とんでもありません。‥‥‥それでは土曜日まで居させてください」
「じゃ、予定通り、土曜日退院という事にしましょう」
「ありがとうございます」
「トミダさんはね、退院Iしてからが、気を付けないといけないんですよ、まだ若いんだから」
「おっしゃる通りでございます。ハハ~」
と主任先生にひれ伏したにございます。


ここでの生活の方が、家よりも断然楽です‥‥‥仕事をしていませんからね。

それに本音を言えば、今日帰ったんじゃ、入院保険が一日分しか出ない。
僕が加入している入院保険は古いタイプなので、5日以上入院してやっと5日目からが保険対象となるのと、8日以上入院して1日目から出るものでして、ホントは日曜日まで居たかったのだけれど、8日入院タイプの方は諦めました。
残念。。。
皆様もこの機会に1日入院から保障されるタイプに変更を考えた方がいいですよ。私ももちろんそうします。
医療の進歩で、入院期間はかなり短くなってきているのです。



この病院のスタッフの皆様はみな気持ちがいいですが、食事も美味しいと思います。
僕は何の不満もありません。これでネット接続がもう少し簡単に出来たら言うことありませんが、そこまでは贅沢でしょう。
今は公衆電話のネット接続を利用しています(これもあるだけ、ありがたいです)。



僕が毎日病院で美味しく頂いているこの食事は、高血圧患者用の塩分6グラム食事です。
一日三食で、塩分6グラム。一食2グラム。これでも美味しいですよ。
メロンにパイナップルに巨峰にりんご、ヨーグルトなど、毎回デザートも少量ながら付いています。


入院してから間食は一切していませんが、ここでまた太りました。

痩せられるのかと淡い期待もありましたが、毎食完食して後は寝ているだけですから、太るはずです。
アルコールだけは抜けたと思いますが‥‥。



担当の先生によると、そもそもこの病気は血圧の抑制が一番大事だそうです。
血圧が高い人は要注意。
ただ高いとみんななるのかというと、そうとも言い切れない。
発症の可能性が高くなるということです。
だから高くならないように出来るだけ心がける、という事だといいます。
では、どうすればいいのか?


血圧が高い人は毎日欠かさず、薬を飲み続ける。
塩分を取り過ぎない。
規則正しい生活を送る。
お酒はほどほどに。
タバコは止める。
無理をしない。

普段の僕は夜、家に帰って食べる食事が10時半~11時です。

お酒は、ホッピーの焼酎割りをジョッキーに一杯か二杯。休みはありません。毎日飲んでいました。

この時、炭水化物は出来るだけ少なくしていましたが、辛いモノは好物です。
醤油、キムチ、七味、豆板醤、タバスコ・・・・最近は好きなだけ掛けていましたね。
それから最近インスタント食品も、安いのでよく買って食べてしまっていたことは確かです。
タバコは吸いません。
寝るのは12時~1時。起床は、5時か6時か7時か8時か9時。日によってマチマチ。


サウナも好きで、充分に汗をかいてその後、水風呂に入って意識が遠のくのが快感ですが、これもいけないそうです。
絶対にいけないのかというとそうではなく、危険なことも、あるそうです。


疲れが溜まってきたり、無理をするのがいけないらしいですが、その無理がどこでどのように線引きをするのかが難しいです。


I先生も言っていました。
「自分の体とよく相談して決めて下さい」と。





どこまでやったら危険なのか、自分で判ったら楽ですが‥‥
判断は難しいですが、少なくとも最近のような生活は続けてはいけないということでしょうか。


忙しかったのは、太鼓芸能生活30周年記念を迎えた去年でした。
去年は忙しかったですが、今年はそんなに忙しくは過ごしていません。
去年(正確に言えば一昨年から去年)は病気一つしていませんが、今年はなんだかんだと故障や病気が多いのです。
これなら、毎年記念事業をやって忙しく過ごしていればいいのか、とも思うし、去年の疲れが今年に出ていると考える方が自然なのか、迷うところです。


忙しい時に、それを狙ったように別の仕事が入ってきたりして、僕たちのような仕事は、無理をして働いていて、それで普通です。
無理をしないで、どう生活していけるのか、想像できません。


結論として、休める時は、出来るだけ休め。少しでも休め。ということでしょうか・・・・。


それでは今日は、この辺で、休むことに致します。




最後まで読んで頂きまして、お疲れ様でした。


皆様も、お休み下さい。