夏の盛りに昭和の香り | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

昨日、8月21日に行われる宮前太鼓ミーティング の劇場打ち合わせに行ってきましたが、僕の家から10分少々のところにこんな劇場があったなんて驚きました。


劇場が出来て25年たっているというのに、舞台のメンテナンスはずいぶんとよかったと思います。楽屋は年代を感じましたが。

キャパは900ですが、こぢんまりとして思ったよりも一体感あり安心しました。


何より舞台スタッフの方と初対面なのに話が盛り上がり、打ち合わせの後も関係のない話で時間がたつのを忘れました。

だって舞台の上に長机と椅子を並べて、そこで打ち合わせしてたんです。

ホールが誕生した25年前という時空が、そこにあったのかもしれません。

妙に懐かしい空間でした。


ここは気持ちがいいかも‥‥。

ちょっと古びて使い辛い点もあるだろうけれど、頑張ってやっている。

同世代的匂いです。


話が盛り上がった舞台スタッフチーフさんも最後に聞けば、僕と同じ年月生まれでした。

そうでしたか‥‥。

人懐こい昭和の香り‥‥って、俺もそうなのかな。



こんなところにこんな劇場があって、こんな人が働いているのか。



外に出てみれば、今は夏の盛り。


燃えるような青(空)と白(雲)のコントラスト。

汗を拭きながら通り過ぎる人々や、ちょっと暑さに困ったように走る車たちの姿を見て、

一瞬、昭和を感じました。