トント石井と二人の稽古は、太鼓を叩いている時間よりもおしゃべりの時間の方が長い。
いつも一緒に生活している訳じゃなし、舞台を一緒に務めた時間も長くはない。
どういう人なのか、何が好きで、どんなことをいつも考えたり話しているのか知りたい。
何となく無駄話のようなところに、たくさんのヒントが隠されている。
二人の世界の太鼓舞台を作るには、そんな事を知ることが大切だ。
どういう人がその太鼓を叩くのか‥‥‥それが問題だ。
あれやこれやとアイデアのパーツを取り替えては、ぴったりイメージに当てはまるパーツを探している。
それがすぐには判らない。
二人で考えている時間が楽しい。
そんな風にして、今日もスタジオで一日が暮れていった。
一年に二度、夏と冬の公演に向けて毎年続けている。
いつまで続けられるのかはわからない。
これが最後のつもりで、今年も準備している。
楽しい暮れの公演になりますように‥‥祈りながら。。。
にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ~
12/10-11門仲天井ホール『冬打、宇宙打、太鼓打2010』