映画「ソーシャルネットワーク」 を観てきました。
日本ではまだ不発のfacebookですが、ロンドンのドンドンさんから「ヨーロッパでは必ず必要だから、トミダさんも登録だけはして下さい」と誘われて、初めてそのページ を開き、自分のページも作ってみました。
僕はすでに自分のホームページで、かなりの個人情報を公開していますので、フェイスブックのどこが優れているのか判りませんが、僕のホームページは日本語だけなので、海外の人々にとっては入口になるのかなと思います。
自分のことを、ネット社会との付き合いは、そんなに深くはできないタイプだと思います。
ミクシーもページを作っただけで開きもしませんし、ツイッターも登録はしていますが、書き込む気にはまったくなれませんから。
古いタイプでしょうか?
ホームページを作って、ブログを書くところまではできますが、それ以上はまだ二の足を踏んでしまいます。
映画は、現在の億万長者の皆さんはこうして誕生するのかを教えてくれます。
自分とは別世界のお話ですが、つながりは感じます。
ただし、一番思うのは世の中の変化の速さです。ただただ驚くばかりです。
ちょうど今読んでいるのが、浅田次郎さんの『終わらざる夏』 なんですが、この話は、今から65年前のお話なんです。1945年の夏。
僕が生まれるたった12年前の出来事を書いたものなんです。
それが今はソーシャルネットワークの世界なんです。
この社会の変わり様は、どうなっているんですか?
めまいがしますよ。
日本人の僕らは戦争は知らずに今を生活しています。
今からほんの少し前に、自分の父母や祖父母がこんな時代を過ごしてきたことを、すっかり忘れてしまっていました。
上下巻二冊に亘るこの「終わらざる夏」、今は下巻の後半まで来ています。
物語はいよいよクライマックスに入ろうとしています。
早く読み進みたい気持ちと、読み終える寂しさが入り混じって、ページをめくる手が動きます。
ペンを握って書いた手紙は、前にいつ書いたのかも忘れそうになってしまうくらい、今はコンピューターに向かってメールとブログを書く日々です。
誰かに手紙を書きたくもなりますが、それを受け止めてくれる相手がいるのか‥‥‥映画のラストシーンが印象に残りました。
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