どうして原子力発電は危険なのでしょうか? | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

先日のゴールデンウィークの最中、4月29日にあった講演の記録ビデオを紹介いたします。

僕のコンサートにも何度も来て頂いているSさんから教えて頂きました。



『終焉に向かう原子力』というタイトルの講演ですが、


なぜ原子力発電は止めなくてはいけないのか、どこが何が危険なのか、


僕のような原子力初心者にもわかりやすく説明してくれています。



小出裕章さんと、広瀬隆さん、お二人とも1時間20~30分ほどのお話ですので、時間を作ってゆっくりと聞いて下さい。


どうぞ、最後まで、聞いて下さい。


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私は残念ながら原子力を進める国、あるいは巨大産業というものに対しては
まったく無力でした。
なにも原子力を止める事ができないまま来てしまいましたけれど
でも私は絶望もしていません
一人一人のみなさんが何かしらのものを、これから積み上げていってくだされば
日本という国も少しは変わるのではないかと思います

小出裕章(京都大学原子炉実験所)


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浜岡原発を止めましょう。これが最後です。
何としても、日本の原発全部をすべて止めます。
私も覚悟しました。子供を救うために。
やって下さい。頼みます。涙してお願いします。

広瀬隆(作家、ジャーナリスト)

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また以下のような案内メールが届きましたので、転載させて頂きます。



福島原発事故から2ヶ月間取材を重ねた番組が
今度の日曜日、515日に放送されますのでご案内させていただきます。

ETV
特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月」
放送日時:2011515日(日)22:0023:3090分) NHK教育テレビ

(あらすじ)
原発事故直後、元放射線医学総合研究所の研究員、木村真三さん(43歳)は勤務先の研究所に辞表を出し福島の放射能汚染の実態調査に入った。
強烈な放射線が飛び交う原発から半径10キロ圏にも突入、土壌や植物、水などのサンプルを採取、京都大学、広島大学などの友人の研究者たちに送って測定、分析を行った。
また、かつてビキニ事件やチェルノブイリ事故後の調査を手がけた放射線測定の草分け岡野真治さん(84歳)が開発した測定記録装置を車に積んで、汚染地帯を3000キロにわたり走破、放射能汚染地図をつくりあげた。
その課程で見つけた浪江町赤宇木の高濃度汚染地帯では何の情報もないまま取り残された人々に出会う。
また飯舘村では大地の汚染を前に農業も、居住もあきらめざるを得なくなった人々の慟哭を聞き、福島市では汚染された学校の校庭の土をめぐる紛糾に出会う。
国の情報統制の締め付けを脱して、自らの意志で調査に乗り出した科学者たちの動きを追いながらいま汚染大地で何が起こっているのか、を見つめる。

独自データを用いた調査報道です。

ぜひご覧ください。

七沢潔
NHK
放送文化研究所