僕が数年前から好んで色々な場所で使っている掛け声は、淡路島のだんじり唄の最初の掛け声です。
きちんと聞いたのは、福良出身の太鼓打ち・窪田美香さんの声が最初でした。
同じ淡路島でも僕の実家がある志筑地区では、唄っている部落もあるのですが、全体的にはあまり盛んではなかったので、馴染みがほとんどありませんでした。
盛んなのは南あわじ市を中心とした地区です。
この唄は、段ものが多く、人形浄瑠璃だと一人の太夫が語るような物語を、唄にして音頭取りとその他大勢で声を張り上げる。
思い起こせば、小さい頃から僕ももちろん耳にしていましたが、あまり印象になかった。当時は興味がなかったからなのでしょう。
50を過ぎて俄に興味を持ち出したところです。
こんなに声を出すのは気持ちいいでしょうね。
今年で第23回になる『淡路だんじり唄コンクール』は、
5月13日（日）午前9時開場。洲本市文化体育館にて開かれます。