三年振りの島〜私の佐渡 | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』-さどさど


遍路をしていると一日歩き疲れて、豆も潰れて足もくたくた、夕方には「もう歩きたくない」と思うのだけれど、
朝を迎えると「もう一日歩いてみよう」と、気分も足も快復している。その繰り返しだ。

今回は、一日だけの島歩きになりました。
小木の金田新田から両津港まで。
太陽の日差しは眩しく、海の碧、空の蒼が鮮やかで、島が青く包まれていたようだった。

心地よく冷えていた風も、汗を拭ってくれ、気持ちがよかった。


両津港に着いて佐渡汽船に乗り込む時、軒を連ねる土産物屋で何か記念に一品でもと思ったけれど、手を出す気にはならなかった。

佐渡の魅力は、島そのものにあると思う。


それは島から見える海であり、空であり、山である。

僕にとっては、そこで陽にあたり、風に吹かれる時間こそが、一番の宝物だ。



淡路島に戻って来ました。