映画はずっと見ています。
でもここに書きたくなるような映画はなかったので、書いていませんが。
今日は、久々の中国映画。
いつもは近くの映画館にばかり行っていますが、昨日は六本木ヒルズの映画館まで足を伸ばしました。
ここでしかやっていないので、仕方なく‥‥。
日本では中国語の発音を妙に表記されることが時々ある。
この映画の監督主演は、ジァンウェン(姜文)なのに、日本ではチアンウェンになってしまう。なぜだ?
僕には誰の事だがさっぱり判らなかったが、映画が始まって、姜文だと判りこれは絶対面白いだろうと思った。
姜文は、芙蓉鎮(フーロンジェン)や紅高梁(ホンガオリャン)に出演している僕が大好きな役者だ。
彼が監督もしているのは知っていたが、これまで見た事はなかった。
芙蓉鎮は近代中国を代表する映画(1987年作品)であり、紅高梁は1989年公開作品で、僕が中国にいた時に公開されたものだ。
この頃の中国映画は、ほんとうに凄かった。
もうまったく他者の追随を許さない、独創的な映画が日夜作られていたと言える。
紅高梁は、この映画の主題歌と共に大ヒットした。
妹妹妳大膽地往前走呀~
僕も当然覚えていつも歌っていた。
歌というか叫びのようなもので、こんな歌は日本にはないと思う。
それで、
この姜文が監督主演した映画『さらば復讐の狼たちよ《原題/譲子弾飛》』に戻る。
2010年クリスマス時期に中国で公開され、興行的にも大変成功したと聞く映画ですが、僕が観に行ったのには、他にも理由があった。
この中国映画に日本の和太鼓が使われているから、
そして僕がと~ってもよく知っている女性太鼓奏者がこの映画に出演しているからです。
何度も中国へ渡って、本格的に撮影されたものです。
姜文がなぜこの中国映画に日本の太鼓を取り入れたかったのか、それもわざわざ全員日本から呼び寄せてまで演奏させたのか、
判る気がしました。
監督が姜文だと知らなかった時には、「どうせ変な日本人の使われ方でなはないのかと」 訝しく思っていましたが、そんな使われ方ではなく、自然に溶け込んでいました。
中国でもこんな映画が作られるようになったのかと、感慨深いものがありました。
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