日本の暦について考える〜映画「天地明察」 | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

いい映画でした。ご明察!




どうやって計算するのか、僕の頭ではまったく理解はできませんが、人間って素晴らしいですね。

http://www.tenchi-meisatsu.jp/index.html


これまた、宮崎あおいさんがキリリと美しい。





日本で初めて、日本人の手によって作られた暦の誕生物語でした。




中国留学時代、中国人学生に誕生日を尋ねると、「農暦では○月○日、新暦では○月○日」と答える人が多かった。


日本人の若者でそんな答え方をする人とは会ったことがない。




その時、僕も興味を持って調べたことがありました。


僕の誕生日は旧暦では、2月6日です。


新暦では同じ誕生日でも、旧暦では年によってまるで違います。




正しく狂いのない暦を作りたい、その一心で作られた暦だったはずですが、新暦は、日本暦よりも正しく狂いがないのでしょうか?




今の日本では、旧暦の習慣行事を新暦の同じ日に行っているので、まるで季節感もあったもんじゃない、日本の古い習慣のものは、旧暦で行って欲しいと、いつも思うは私だけでしょうか‥‥‥。

日本の伝統とか言いながら、肝心の日付は無茶苦茶なことになっています。


これは映画の内容とは全然関係のないことですが、見終わった後、ふつふつと、忘れていたこの矛盾を思い出しました。