第16回『響け!みやまえ太鼓ミーティング』
昨日は、
我が家からほど近い、川崎市宮前区にある宮前市民館大ホールに入ってイベント出演。
朝9時から搬入で、そのまま自分(富田&露木コンビ)のリハーサル。
そして子供たちワークショップのリハーサルに、オープニング、フィナーレの稽古をしていると、
軽く予定時間を越してしまう。
休む間もなく、
午後2時からコンサート本番が始まって、夜8時前に終了。
「第一部」午後の部が市民館大ホールで行われ、
「第二部」夜の部はホール前にある市民広場で、かがり火を焚いて行われる。
僕と露木は、『富田和明の太鼓部屋』という名前で第一部の最後に出演。
この名前を使ったのは、今回が初めてだったのだけれど、アナウンスされる
『富田和明の太鼓部屋』
を耳にして、つい一人笑ってしまう。
文字で見るより、音で聞いた方が可笑しかった。
なんて笑える名前‥‥‥自分だけで受けていた。
そして、広い舞台は気持ちがいい。
大太鼓も叩けたし‥‥‥。
ほんとはもっと大太鼓を叩きたい、けれど普段は練習場所がないし、大太鼓の準備片付けだけでも簡単ではない。
それでも久しぶりの大太鼓は、気持ちが良かった。
子供たちがいい。
このイベントは市が予算も場所も提供しているけれど、運営はすべて実行委員会でやっている。
太鼓チーム、14団体?くらいが集まって、自分たちで運営している。
こんなに大変なイベントなのに、本番当日、準備も進行も本番もスムーズなのが、一番に驚かされる。
一人が引っ張っていくのではなく、みんなで進んでいる。
一人一人の自分が、このイベントを作っているのだという意識が高い。
誰かに言われて仕方なく動いているのではなく、
みんな好きで、自分の頭で考えて動いている。少しでも役にたちたいと願いながら。
だから参加していて、気持ちがいいんだ。
16年もやってきていて、それが受け継がれている。
子供たちもここで育ってきている。
僕が子供たち用に作った太鼓曲『トキメキみやまえ』だって、
そんなに簡単ではないのに、少ない練習時間でやってしまうことができる。
これも凄い!
また本番で、何かハプニングが起こっても、小さな子たちがフォローすることもできる。
年月の積み重ねを感じた一日だった。
一年に一度の舞台だけれども、ここでこの舞台を毎年経験することは、
特に子供たちに大きな自信を与えていることだろう。
関係された大人のみなさま、小さいみなさま、
みなさま、お疲れさまでした!