太鼓の音の玉手箱~生穂(いくほ)第一小学校之巻 | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

月曜の深夜、淡路島に入りました。


火曜日の今日、淡路市内の生穂第一小学校に行ってきました。



全校生140名ほどで、これでも淡路市内では規模の大きい小学校だ。

今年の四月から生穂第二小学校と合併して生穂小学校となるそうだ。
淡路市内の小学校を訪ねていると、少子化の嵐が吹き荒れていることを実感させられる。


二年前の夏、母校・志筑小学校を訪ねてから、私の「ふるさと学校訪問・太鼓の音の玉手箱」企画がスタートしまして、今日の生穂第一小学校が五校目となりました。


一番のメインは、私の大太鼓を子供たちに見てもらって、そして自分の腕で叩いてもらうことだ。
毎回、校長先生、教頭先生を筆頭に先生方総動員の様子で搬入用意を手伝ってもらい、幕が上がっています。
そして約一時間の本番が終わり、また皆で片付け積み込みを終えて、やっと一息付きます。



子供たちに喜んで貰えれば、それが一番の喜びです。
今日も楽しい子供たちに囲まれて、私も楽しい一時を過ごしました。



テレビや写真で大きな太鼓を見たことがあっても、間近で見たり叩ける機会はそうあるものではありません。
本物の音の想い出を、心に深く刻み込まれたことを祈り学校を後にしました。


寒さがぶり返したような冬本来の天候が淡路島でも続いています。
風邪には気を付けましょう(花粉症にもね・・・)。


富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』-いくほ00
六年生の皆さんと記念撮影

※公演の最後に花束を頂きましたが、これが全部カーネーションの花でした。
特別に温かい気持ちになったのは、これが生穂で作られている花だからです。
淡路島は、かつて「花とミルクとオレンジの島」と呼ばれていました。この生穂も花栽培の温室がたくさんあります。地元で作られた花束は、格別に思いました。ありがとうございました。