九州福岡・飯塚で鶏音鼓発響公演と太鼓アイランドが開催決定! | 富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

富田和明的太鼓日記『その日の気分打!』

太鼓打ち・富田和明の、太鼓と関係あることないことをその日の気分で綴る、和太鼓ドンドコ日記

いよいよ寒さは底が見えてきました。今が一番寒いですから。

もう二週間も過ぎれば、旧正月ですから、旧正月が過ぎればもう春なのでございます。


春が来て初夏。。。久しぶりに福岡に行くことになりました。



福岡というと一番の想い出は、あれは20年ほど前だったのか?

韓国のサムルノリと初めてジョイントをした日の夜、博多?のスナックで打ち上げをやりまして、何しろ初顔合わせで(その後、何度もジョイントすることになるのですが)、交流会的意味があったと思います。


金徳洙(キムドクス)さんがリーダーですが、クェンガリのイガンスク?さんのノリがすごい。オリジナルのサムルノリメンバーはそれぞれが凄かったし、鼓童だって暴れん坊揃いでした。


唄って踊る「ドンチャン騒ぎ」とはこのことで、お店であんなに騒いだことは前にも後にもないと思います。

日本と韓国、二つの国を代表する打楽器グループが総力戦で鳴り物(お店にあった備品)を手に唄合戦したんですからね。。。

特に舟歌とソーラン節の応酬。あの騒ぎを受け止められたお店の包容力もたいしたものです。

貸切ではなかったと思います。もう他のお客さんも呆れて諦めて(ものすごいうるさかったですから)、一緒にノッテいたと思います。


余談ですが、「サムルノリ」というのは金徳洙さんが作ったグループ名だったのですが、今では「サムルノリ」だらけ。どうしたことかと思っていたら、

一つのグループ名ではなく、この演奏形態を指すようになってしまったからです。

同じように何年か前にヨーロッパに行った時、いろんなところで「KODO」の文字を見つけて、おかしいなと思っていたら、知り合いが教えてくれた。

ヨーロッパでは、「KODO」が太鼓のジャンル名になっているのです。

だから例えば、横浜太鼓団というチームが公演に行ったとすると、「KODO 横浜太鼓団」と呼ばれたりするのです。

ま、いずれにせよ継続するというのは偉大な力と広がりを見せるものですね。



あの博多の夜から何年。。。。。今は、大人しくなってしまいました私です。


九州は中国、韓国、アジアの匂いがしますね。しびれます。




鶏音鼓08福岡


富田和明 鶏音鼓2008発響公演 6月6日(金) 夜7時開演


太鼓講座 太鼓アイランド福岡 7日(土)8日(日) 二日間スペシャル



お近くの皆様、お申し込みお待ちしております。


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